「ちょっと」暇人な学生・レルハの日常。
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過去の生き方、今の在り方

今週のお題「プレゼントしたい本」

 

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この世の中、全部が全部上手くいくわけじゃない。

 

皆が皆、思い通りの未来を歩めるわけじゃない。

 

「あの時」の「あの行動」が、今を作っている。

 

それは、ほんの小さなことかもしれない。

 

友達と帰る約束を破った。

いつもより5分早く家を出た。

喧嘩した。

誰かと再会した。

 

いや、もしかしたら、右足から靴を履いたとかご飯を残したとか、もっと些細なことも「今」を作った原因なのかもしれない。

 

 

そして、その「今」が自分の望まないものだったら。

 

その「今」が辛いものだったら。

 

その「今」のせいで、誰かが悲しんでいたら。

 

 

僕なら、もし「あの時」「あの行動」をしなければ、

 

「あの時」に戻れれば、

 

そう思う。

 

 

自分が「あの時」に戻って、皆が幸せな、誰一人悲しまない、そんな「今」ができるまで、何度でもやり直したい

 

 

そんな、「あの時に戻る」力を持った主人公の物語––––「Re:ゼロから始める異世界生活」。

 

僕はこの本を友人から勧められ、一巻をプレゼントされた。

 

 

突然異世界に召喚された主人公、ナツキスバルは「死に戻り」–––死んだら死ぬ前の世界に戻る–––能力を持っていた。

 

スバルは、この「異世界」で様々な人と出会い、様々な出来事があり、そして、

 

 

様々な死を体験する。

 

 

仲間が死に、味方が死に、そして、自分も死に。

 

しかし「死に戻り」を持つ彼は、死ぬ前の世界に戻ってしまう。

 

何度も何度も、「死」の原因を排除し、来る「今」が最善なものになるまで、「死に戻り」を繰り返す。

 

 

作中、主人公はこんな言葉を残している。

 

「君を救うためなら、俺は何度でも死ぬ」

 

 

この言葉の通り、スバルは「君」の為に何度も死に、辛い現実を何度も何度も何度も何度も何度も何度も繰り返す。

 

そして、皆が幸せな、最善の「今」を掴み取っている。

 

 

 

僕らには、当然死に戻りなんて便利な能力は付いてない。

 

「今」は一度しかこないし、「今」を作る「過去」も一度しか通れない。

 

でも、僕らは、「今」のこの行動が未来にどう影響するのかをある程度予測することはできる。

 

 

 

スバルのように「あの時」に戻れないなら、

 

せめて、

 

「未来」が、

 

皆が幸せで、誰一人辛い思いをしていない、

 

そんな風になるように今を行動しよう、

 

 

–––––––そう思うのは傲慢だろうか。

 

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 「Re:ゼロから始める異世界生活